大地と子どもを守る会
秋田県鹿角地区で放射能汚染から子ども達を守る会が立ち上がりました

鹿角市へ 瓦礫受け入れについて他全6項目の要望書提出

4月17日当日は児玉市長不在とのことで、阿部副市長が代理で受理してくださいました。
ABSニュースhttp://www.akita-abs.co.jp/news/nnn/news8613045.html

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鹿角市長 児玉 一 様               2012年4月17日
                                        
                  大地と子供を放射能汚染から守る会
                           代表 戸澤洋子



                      要望書


 長かった冬もようやく終わりをつげ、春のおとずれが感じられるようになりました。
市長におかれましては、常日頃より鹿角市民の為にご尽力くださり、ありがとうございます。新たな年度が始まったばかりのこの時期、ますますご多忙のことでしょうが、これからも市民のために、よろしくお願いいたします。

 さて、先日「鹿角市長、がれき受け入れを前向きに検討」の報道がありました。それ以来、私たちは日々不安な思いで過ごしております。
震災後、私たちは被ばくから子供達を守る為に数々の講演会に足を運び、資料を集め、勉強会・講演会などを主催し自分たちなりに被ばくについて学んできました。放射能に安全のライン引きは出来ません。特に子供達にとって低線量被ばくは深刻な問題です。今の日本において、内部被ばくを避けられる子供はいったいどのくらいいるのでしょう。子育て世代の私たちに、つらく厳しい現実が立ちはだかっています。

ただ幸いなことに、ここ鹿角市においては、県の検査でも市の検査でも私たちの自主検査においても、かなり汚染が少なかった事が分かっています。(別紙) 現に、被災地の母親達がすすんで鹿角のお米や野菜を買い求めています。
これは、市長がマニフェストに掲げている「ブランドアップ鹿角」そのものではないでしょうか。今、その価値を下げることは鹿角市の為にはなりません。また、被災地の子供達の為にもなりません。
四方を山で囲まれた鹿角市は、山が壁になり深刻な汚染をのがれる事ができました。盆地の内側でがれきを焼却するリスクをどうかお考えください。
がれきの焼却を始めている山形県では、搬入時不検出のものが焼却により2040ベクレルまで濃縮されていると新聞報道されています。(セシウム反対・母の会 資料集)静岡県島田市においては、試験焼却により約4割の放射性物質が大気へ拡散された可能性が指摘されています。(別紙)
私たちのごみ処理施設の周辺には、豊かな山々、農地、川、民家があり、子ども達も暮らしております。一番被ばくを強いられるごみ処理施設の職員は、大切な鹿角市民です。
焼却後の汚染焼却灰は小坂へ埋め立てられ、小坂町民にもご迷惑がかかり、私たちの生活用水や農業用水も汚染されてしまいます。
既に小坂町に埋め立てられた汚染焼却灰からは放射性物質が出続けており、今現在の汚染も心配です。それを止めてもらう事が鹿角市にとって最優先であり、新たに汚染焼却灰を送り込むべきではありません。

去年私たちの会では、小坂町へ汚染焼却灰受け入れ再開に反対する署名を提出しました。今なお集まり続けております。これだけの市民が小坂町の汚染焼却灰埋め立て問題を自分達の問題としてとらえ、心配しているのです。(署名数 鹿角市1518名、小坂町36名、その他県内外377名 計1931名)

ガレキを受け入れることより、被災地から鹿角市に短期保養に通っている家族や、移住を考えている家族を支援する事、汚染されていない農作物を作り続け、供給する事が、被災された方々に求められている支援であり、鹿角市にできる復興支援ではないでしょうか。(別紙 被災県の母親達の要望書)



鹿角市民として、子供達の幸せを願う大人として、私たちは以下6点を要望いたします。どうか、私たちの要望をお聞き入れ下さいます様、よろしくお願い致します。


1、 小坂町へ、汚染焼却灰の受け入れ再開をしないように鹿角市から申し入れて下さい。

2、 既に埋め立てられた首都圏からの汚染焼却灰についてのサンプル検査と、情報開示を小坂町に求めて下さい。

3、 災害廃棄物(がれき)を受け入れ焼却しないでください。
4、 市民が自由に利用できるような放射能測定器(ベクレルモニター)を設置し、市民生活の安全安心を確保してください。

5、 内部被ばくから子供達を守る為、学校給食を鹿角市独自で検査し、その安全基準はゼロベクレルを目指してください。

6、 汚染地域から鹿角市への避難、移住を積極的に支援してください。



 


小坂町の「放射性物質の受け入れを反対する町民の会」からも要望書が提出されました
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                   要望書

秋田県鹿角行政組合

管理者 鹿角市長 児玉 一 様


 貴職におかれましては日々住民の生活向上のため尽力されておられますことに厚くお礼申し挙げます。
 さて、この度の震災により日常私達に馴染みのない放射能の問題が生活に影響を与えて来ております。
 震災ガレキの件もそうですが、今後県からの要請によりガレキ処理が行われるとすれば、小坂町は「環境センター」と「最終処分場」双方の放射性物質を意識した日常生活を強いられるばかりか、町の浮沈に係わる事態になるのではないかと危惧されます。
 どうか、放射性物質の扱いは住民のために万全を期して取り組んで下さいます様に強く要望いたします。

平成24年4月17日    放射性物質の受け入れを反対する町民の会
                  代表 栗山 京三



 


大館市の「セシウム反対・母の会」からも要望書が提出されました 


セシウム反対母の会


                           2012年4月17日
鹿角市長 児玉 一様 

        震災ガレキ受け入れについての要望書 

          セシウムを含む焼却灰受け入れ再開に反対する母の会
                  (セシウム反対母の会) 
                畑沢貴美子 菅原あつ子 齋藤 範子


 雪が溶け、いよいよ待ちに待った春がやってきました。北鹿地域の農業や観光もこれからが忙しくなる季節です。鹿角市長におかれましても、新年度が始まり、さぞやご多忙のこととお察しいたします。
 さて、大震災から1年が過ぎました。この震災によって生じた被災地のガレキ広域処理が国より進められており、鹿角市でも検討に入るということが報道されています。  
 被災地の復興が進むことを私たちも心より願っています。けれど、このガレキ処理には様々な問題があるのも事実です。何より、研究者の中からも安全性に疑問の声があがっていること、そして事故や健康被害などによる、万一の場合の国の責任が明確化されていないことなどです。
岩手県北のガレキであっても、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質は含まれており、焼却によって空中に飛散し、濃縮されます。
 またその焼却灰を埋め立てれば、長い年月にわたって放射性物質を漏れ出さないように管理しなければなりません。けれど、実際にはすでにグリーンフィル小坂に埋め立てられた焼却灰から、微量のセシウムが流れ出しています。
 放射性物質の影響は鹿角市だけでなく周辺地域、米代川下流域全域に影響が及びます。そこで、ガレキ受け入れについては、地域の、日本の、ことに将来世代の健康、安全、安心を考え、十分に慎重に検討していただけますよう、お願いいたします。
 さらに、広域処理以外のガレキ処理方法も提案され、実行に移されつつありますので、どうか復興支援には、放射性物質の汚染に苦しむ被災地のために、人の受け入れや、安全な食糧の生産、供給など、放射性物質の汚染の少なかった鹿角の利点を活かした方法を選んでいただけますよう、重ねてどうかよろしくお願いいたします。
 
                                                 以上

 
                     

被災県のママ達からも要望書が提出されました。菅原さん代読

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2012年4月17日

秋田県鹿角市長 児玉 一 様 

         みやぎの子どもたちの保養を希望する保護者有志

                   
                要 望 書

  例年にない大雪で長かった冬もようやく春を感じられる季節となりました。
あの震災から1年が経ちました。あれだけ大きな地震に見舞われ、人類史上最悪とも言われる原発事故を経験し、未だ収束の目処すら付かない不安な日々の元、復興の名の下に、目まぐるしく変化していく環境。一向に光が見えない、続く余震と福島第一原子力発電所。そんな中で、それぞれが、我が子を守るために必死で1年間頑張ってきました。心身ともに疲れてきて「もう頑張れない」と思う時さえありました。でも私達は決して諦めず、同じ思いをもつ仲間と共に子どもを守り育てるために、様々な疑問や不安を抱えながら奮闘してきました。
そのような中でも、少しでも放射能のないところで生活したい、子どもたちを思いっきり外で遊ばせてあげたい、少しでも自然と触れ合わせ大地の素晴らしさを小さな手で感じ取って欲しい。
そんな願いから、知人も身寄りもなく今までまったく馴染みのない地域ではありましたが、放射能汚染のないこの鹿角市を選び、週末や長期休暇を利用し保養して参りました。
私たちが地元仙台で活動している「5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会せんだいみやぎ」でも、貴市のご協力を頂き、仙台の子どもたちを空気のクリーンな鹿角市で思いっきり遊ばせるための週末保養企画として「寒いけどあったかい親子でふわふわ雪の思い出ツアー」を企画し、仙台のお母様方に大変ご好評を頂きました。
この1年間、鹿角市役所の皆様や鹿角市民の皆様におかれましては、ご多忙中にも関らずいつも保養中の生活や子育てでは、大変快く相談にのってくださり心より感謝しております。ありがとうございます。
また汚染されていない地で作られた野菜を買えることは、私たちにとっては未来へ命を繋ぐこと、そのものです。生産者さんのご理解ご協力を頂き、仙台市内で鹿角産の安心野菜の委託販売を、4回に渡ってさせて頂いた際には大変好評で、日々の食材の調達に苦労している母たちにとっては大きな喜びとなりました。
しかし残念ながらこの鹿角市で、瓦礫受け入れを検討されていると聞き、私たちにとって唯一心身共に癒されてきたこの地までもが、放射能汚染の危険に晒されてしまうということに非常に心を痛めております。またこの地を守らなくてはならないという危機感をもっております。放射能汚染のない瓦礫など無いからです。
瓦礫を焼却すれば、空気中にセシウムが拡散されるというだけでなく、地下水が汚染されこの地で採れた農作物も危険に晒されることでしょう。せっかく保養に来たとしても、子どもたちをのびのびと外で遊ばせることもできなくなります。
私たちのふるさと宮城では、瓦礫焼却がすでに実施されており、子どもの健康被害を心配する不安な日々を過ごしています。実際に子どもの気になる症状を訴えている母親たちは、市内の小児科で甲状線の血液検査を実施しています。すでに検査値が平均を上回る子どもが出てきており、定期的に経過観察しなくてはならない状況です。また、なかなか表面化していませんが、やむなく住み慣れた地を離れる決断をした親子も多数います。
大切な子どもが日々被曝しているかもしれない苦しい思いを他の地域の母親たちには絶対にさせたくありません。
私たちは被災地の人間ですが、日本全国に、瓦礫を拡散させたいとは考えておりません。それを「絆」だとは微塵も思いません。
汚染されていない地域をそのままのクリーンな状態で守ることは、安全な食材を確保するためにも、また子どもたちを安全な地で保養させるためにも、大変重要なことであると認識しております。
瓦礫処理については、被災地で放射性物質をできるだけ抑えることのできる技術、有益な処理方法を国と共に検討する必要があると考えます。
被災地支援は、瓦礫を受け入れることではありません。この地の、美しい自然、清らかな水、豊かな食材を放射能汚染から守り、汚染地で食材調達に苦労している母たちを支え、未来へ命を繋ぐ手助けをして頂きたい。
そして瓦礫ではなく被災地の人間を受け入れ、心身の健康を保つための援助。その事こそが「絆」であると、震災後一年経った今、私たちが強く実感するところです。真の「絆」を心から願い、以下のことを要望いたします。
ご多用中の所、大変恐縮ですが、5月中に、下記の連絡先までご回答下さいますようお願いいたします。
なお、お答えは私どもの会のブログや関係機関に、公開させて頂きたいと存じます。

                         


               要望事項

1 東日本大震災による被災地の瓦礫の受け入れ要請を断固拒否してください。
2 福島第一原発由来の放射性物質を含む焼却灰およびゴミの受け入れを拒否し、埋め立て等しないでください。   
                           以上
                                                
・保護者有志一同
・5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会せんだい・みやぎ 


 

以上3団体が集まり、4団体プラス被災県のママ18名分の要望書が鹿角市に提出されました。

鹿角以外の方々が心配してくださり、鹿角を守って!と声を上げてくださった事に私達は胸が熱くなり、涙が滲みました。本当にありがとうございます。

鹿角市が本当の意味の支援を出来る事を全力でやるべきです。

私達の会でも市政に丸投げする事なく、具体的に動きます。

ママ達、ありがとう!!!いつでも鹿角に遊びに来てね。待ってます!


副市長さん、お忙しい中対応して頂き、ありがとうございました。
多くの皆さんが待っていますので、是非お早めのご回答をお願い致します。


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